ファイロファックスのシステム手帳の特徴

システム手帳の原点にして頂点と名高いファイロファックス。そのスペシャル性を、とことん追究してみました。



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ファイロファックスのシステム手帳の特徴

最高のシステム手帳は、なんと第一次世界大戦の副産物


1921年にスタートしたファイロファックス社の前身は、ひとりの英国軍人、ディズニー氏をきっかけとしてこの世に誕生しました。アメリカでルーズリーフ式ノートの存在を知った彼はサンプルをもち帰り、バインダーシステムノートの製作を友人であったウィリアム・ブラウンス氏に依頼します。


そして現在ある6穴式ファイロファックス・システム手帳のプロトタイプ製作に成功したブラウンス氏は、翌年ボスィーン・ヒル氏とともに会社創立に踏み切ったのです。ときはあたかも第一次大戦中、この機能的、システマティックな手帳は戦場で大活躍することになりました。


というのも、理由は第一次大戦という近代戦の新たな性格にあるからです。この大戦は国力を総動員して戦われた未曾有の大規模戦争であったため、従来貴族しか指揮官になれなかったはずが平民指揮官まで登場。支配階級と被支配階級が同等の立場で戦線に立つとなると、これまではなかったタイプの情報系統の混乱が生じます。


また毒ガスや戦車など最新兵器の数量を正確に把握する必要も第一次大戦で初めて生じ、多種多様な情報をシステマティックに把握・管理するためファイロファックスのシステム手帳がおおいに活躍し、軍人を中心に社会一般にも定着したというわけです。


ファイロファックスのシステム手帳の特徴